先日まで、社内でのウェビナーに参加していました。
そのウェビナーは定期開催で、外部講師を招いて技術革新や数字の扱い方について学ぶものだったのですが、度々課題提出がありけっこうヘビーでした。
『自社では〇〇(とある技術)をどのように活用できるか?』というテーマでレポートを書く課題があり、何日考えても何も目新しいことが思い浮かばなくて、どうしようかと思いました。思い浮かんでも、すで事例として挙げられていたり、部分的すぎて弱かったり、イマイチ役立ちそうもなかったり。
移動中とか入浴中にも考えながら、思い浮かんだことをスマホにメモして、そこから形になりそうなものを繋げてまとめてそれっぽくしました。
後日のウェビナーで、参加者がそれぞれの案を資料で発表する場があり、みんなそれぞれに独自の案を考えていて、私には思い浮かばなかったことばかりで、とても参考になりました。私のはかなり苦悩の末に作った資料だったけど、みんなどのくらいかけて作ったのだろうか。
こういうときに感じるのが、「私には発想力がないな」ということ。
発想力って一種の才能ですよね。鍛える方法はネットにも色々載っているけど、人によって思考回路は違うので推し量ることができない。確実なことは分からないし、正解があるわけでもない。。
世の中には発想力を常に求められる立場の人も居ますよね。新商品の開発や、クリエイティブな職業の人とか。きっといつもアンテナを張って、ネタ帳を持ち歩いて、気付いたことをメモしてって努力しているのかな。
上記のウェビナーでの最終課題もレポートで、テーマは『自社が行う××(とある技術)を用いた新規事業』的なものでした。これも本当に悩みに悩みました。
私は発想力がないと同時に、「色々考えすぎてアイデアを出せない」ところがあります。難しく考えすぎて、色々なところに配慮しすぎて、弱点・欠点ばかりが目について、そこで没にしてしまう。
期日までの期間、色々考えたり調べたりしたけど、なかなかまとまりませんでした。「微妙だけどこの案でいくか…」と作りかけていたなかで、ふと新たな良い案が浮かんだのでそれでいくことにしました。本来の業務がそれほど忙しくなかったのは幸いでしたが、最後の方は睡眠時間を削って、根拠となる数値データやイメージ図とかも付けて、体裁を整えて文章を見直して…。身を削ってやっとの思いで仕上げたレポート。及第点は取れていると思いたいです。
提出の前日は徹夜に近い状態でした。翌日は朝から打合せがあり、しかも私はほぼ聴いているだけの立場だったので、強烈な眠気に襲われて大変でした。無事に提出を済ませたときの爽快感はこの上ないものでした。
研修期間中はいつも課題のことを考えて頭を悩ませていたので、それがついに終わりを迎えたと思うと本当に嬉しかったです。仕事帰りに欲望のままに寿司とフライドチキンを買って、家で祝杯をあげました。その後は久々にぐっすり眠ることができ、目覚めも最高でした。
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