家族との間で、『wellnote』というアプリを長年にわたり使っていました。
これは簡単にいえば、"家族単位のFacebook"みたいなアプリで、家族として招待されたメンバー内で、写真や動画、コメントなどの投稿を共有することができるものでした。
家族間という気楽さから、子どもや孫の写真を載せたり、私も食事や旅先の写真を載せるなどして楽しんでいました。
しかし、昨年末に『wellnote』のサービス終了が発表されたのです。
さらにショックなことに、「データは1か月後の終了日をもってすべて削除される。」「一括ダウンロード機能はないため必要なデータは1件ずつ保存する必要がある。」ということも併せて通知されました。
2014年から利用していた私としては、思い出がすべて消えてしまうことに戸惑いが隠せませんでした。同じように感じた利用者も多く居たようです。
後日、この措置に対し利用者からの批判が殺到、というネット記事を見かけました。
さらに後日、これを受けてwellnoteから、終了日の変更と一括ダウンロード機能について、追加発表がありました。
これまでwellnoteに投稿された写真や動画は、類似アプリの『みてね』を運営するMIXI社の支援のもと一括ダウンロードが可能となり、さらに『みてね』へデータ移行が可能となる、とのことでした。
この発表に安堵した利用者の方も多かったと思います。私や家族もその一人です。
MIXI社としても、これを機に大量の利用者を取り込めると考えたのでしょう。
『wellnote』と『みてね』は使い勝手はやや異なるものの、家族単位で写真や動画を共有できるという点は共通です。
『wellnote』から『みてね』へデータ移行するにあたり、データの一括ダウンロードの申し込みを行い、データのダウンロードも無事に完了しました。終了日が延長されたこともあり、すべて余裕をもって行うことができました。
あとは、『みてね』プレミアム(初月無料)に登録し、PCからデータの一括アップロードを行うのみ!
ということで、この週末にそれを実行に移しました。
そして、ここで1つの壁にぶち当たりました。
ファイルを全選択すれば、もちろん一括アップロードは可能なのですが、ダウンロードしたデータはフォルダが年月日ごとに細分化されており、(例えば2022年11月9日に登録したデータは\2022\11\09というフォルダに入っている。)1つ1つのフォルダを開いてファイルを選択していくのは気の遠くなる作業です。
どうにかしてすべてのファイルを1つのフォルダに集めなければなりません。
さて良い方法はないものか。
私はChatGPTに聞いてみました。
ChatGPTとは、OpenAIという米企業が開発した、「質問に対して、自然な言葉で返答してくれる高度な対話型AI」で、文章の添削やプログラムのソースコードの例を示してくれるなど、活用方法が見出されています。
そのときの質問と回答がこれです。
ここに示されたコマンドをコピーして、メモ帳に張り付け、フォルダ名を実際のものへ変更し、BATファイルとして保存。
さっそくバッチを実行してみたところ、ほんのわずかな時間で、1つのフォルダにすべてのデータを集めることができました!!
こうして無事に、1500近い全ファイルを一括アップロードすることができました!
(ついでに姉の義実家用のアカウントにも同じように一括アップロードしてあげました)
これで無事に移行完了。思ったより時間がかかったけれど。
他の家族の招待も済んで、一安心です。
ChatGPTなどのAIもうまく活用し、この先も便利に暮らしていきたいです。
(補足)上記でChatGPTが示したコマンドの内容を下記に記載します。
@echo off
set "source_folder=C:\a"
set "destination_folder=C:\destination_folder"
for /r "%source_folder%" %%a in (*.jpg,*.mp4) do (
xcopy /y "%%a" "%destination_folder%\"
)
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